ミャンマー関連の情報を見ていると、「タナカ」という単語をよく見かけます。
私たち日本人からしてみれば「タナカ」という名前は馴染み深いので、「ハーフの人?」「日系2世?」などなど、人の名前を連想します。

でも実はこの「タナカ」、人の名前ではないんです。
ミャンマー語では「thanaka」と表記し、「汚れ(タナ)を清潔にする(カ)」という意味の言葉です。
そして同時に、その意味を表す「モノ」でもあるんです。

その「モノ」とは、柑橘系の木の一種です。
タナカとは、熱帯地方に生えるミカン科ゲッキツ属の木の名前だったんです。
ミャンマーでは、寺院遺跡で有名なバガン近郊などの乾燥地帯に生えています。

ミャンマー タナカ 写真

そしてこのタナカという木は、「汚れを清潔にする」ために使われています。
具体的には、自然派化粧品の原料として使われていたり、解熱や整腸剤としても重宝されています。

ミャンマー人が頬に塗っているペースト状の白いモノが、実はこのタナカだったりします。
そしてなんと、ミャンマーでタナカは、女性の必需品として2,000年もの間愛され続けているとのことです。

ミャンマー人 女性