ミャンマーでのタナカの使い方は、「化粧品」と「医薬品」の2つです。
別記事でも紹介しましたが、タナカとはミカン科ゲッキツ属の木の名前です。
そんな木を一体どうやって化粧品や医薬品として使っているのか、ここではそんなタナカの使い方についてご紹介していきます。


化粧品としての使い方


ミャンマーではタナカは、伝統化粧品として2,000年もの間愛用され続けています。
ミャンマー人の女性が顔に塗っている白いペースト状のものが、実はタナカなんです。

まず、タナカの木を石ですりつぶし、水をかけてペースト状にします。
そして顔全体につけて少し乾かしてから、円を描くように頬に塗り重ねます。
塗り方に特に決まりはなく、顔全体や手足に塗る場合もあれば、頬だけに塗る場合もあるようです。
お風呂上がりやお出かけ前に塗るそうなので、使い方としては化粧水と同じ感覚で使われているようです。

子どもは男女に関係なくタナカを塗りますが、女性の方が大人になってもタナカを塗り続ける割合が高いようです。
ちなみに、ミャンマーでももちろん口紅やファンデーションでお化粧しますが、だからといってタナカを使わなくなることはないそうです。
現地の女性曰く「化粧品よりタナカの方が保湿効果が高いのでやめられない」そうです。

ではなぜタナカを化粧品として使うのかといえば、保湿の他に主に日焼け対策としてだそうです。
そんなタナカを伝統化粧品として愛用しているミャンマーですが、実は皆さん肌がキレイということで、美肌大国として注目されています。
美容マニアの方などは、このミャンマーのタナカにも興味津々なんだとか。

ちなみに、近年はタナカを使ったいろんな商品が現地でも販売されているようで、フェイスパウダーや美容クリーム、石鹸などもあり、お土産としても有名です。
顔を白く塗っていなくても、実はタナカで美肌ケアしている人もいるのかもしれませんね。


医薬品としての使い方


ミャンマーではタナカは、医薬品としても使われています。
乳幼児が消化不良を起こした時に、タナカの木くずを食べさせたりするんだそうです。
また、タナカの実は解熱効果があり、幹は頭痛緩和等に効果があるとされています。